風営法 パチンコ

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ヤクザ映画に関しては、前回「アウトレイジビヨンド」を取り上げましたし、最近ではVIVANTで松坂桃李と、役所広司が気になったので、昔みた「孤狼の血」をアマプラで見直して、さらに続編となる「孤狼の血レベル2」まで見ることにしました。

R15指定の作品で、広島の呉を舞台とし、昭和から平成をまたにかけた警察とヤクザの抗争を描いた作品です。

エンターテイメントとして圧倒的な面白さを持ちながらも、本編にいくつかの謎や考察する部分があるため、個人的に2作品を見たうえで振り返ってみたいと思います。

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1作目孤狼の血で役所広司が務めた主人公の大上。

1作目だけみると、大上は広島呉原で抗争していた、尾谷組と、広島仁正会の五十子(いらこ)会の抗争を止めるべく、五十子と警察組織の癒着を握っており、それを利用しようとしました。

劇中では、屋台にいた五十子に対して、大上が接触して、それから殺されたということですが、果たして五十子の独断で、大上を殺したのでしょうか。

五十子も尾谷も仁義を重んじる昔気質のヤクザであり、簡単に堅気に手を出すようなタイプではありません。

やられたらやり返すことを信条としつつも、自分からむやみに殺しをするタイプではありません。

五十子は警察上層部を守るために、大上に手を下した解釈もできますが、実は、広島県警から五十子に大上抹殺の手引きをしたのでは?という推察もできます。

大上は死後に、梨子ママ(真木よう子)経由で、日岡(松坂桃李)に警察の汚職をまとめたノートを渡します。

そこには汚職に関わった上層部の顔と経歴が詳細に書かれているのです。

日岡がマル暴に配属されたのも、上層部が、大上が握っている秘密を抹消するためであったのですが、嵯峨(滝藤賢一)の後半の焦りから、上は相当焦っており、大上はなかなかしっぽを見せないことで、間接的に大上を抹消したのではないか?という見方ができます。

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孤狼の血LEVEL2は1作目で、尾谷組に殺された五十子の仇と、裏で手引きした日岡に地獄を見せるために出所した、上林(鈴木亮平)の怪演が見ものですが

その中で、最も印象に残ったのが、日岡と上林の一般人殺しの捜査でバディを組んだ瀬島孝之(中村梅雀)です。

結論から言うとこの瀬島は、3年前に日岡が、尾谷組の一之瀬(江口洋介)に五十子を殺させる手引きをしたことを吐かせるためのスパイです。

そのために、瀬島はおそらく偽りの夫婦と作って、マンションの空き室にさも住んでいるかのように偽装して、日岡をだまし続けました。

もう1つのミッションとしては、上林を泳がせることも目的です。

日岡がバランスをたもっていた、尾谷と広島仁正会を潰すために、上林の一般人殺しを黙殺して、一掃させたのです。かなり狂っていますね。

瀬島に関しては、本当に警察組織の人間かも怪しいですが、警察出ない人間に捜査本部を見せることは危険なので、県警のスパイとして最後に高跳びする算段まで作っていたのでしょう。

キャラづくりかわかりませんが、瀬島の初登場は、念願だった殺人事件の捜査をしている自分を記念撮影しているという点です。

さらに、上林組に乗り込んでも、初めての殺人事件の捜査に関わらず、かなりふてぶてしい態度をとっており、微動だにしていません。

また、瀬島は政治犯を相手にしてきたそうですが、ヤクザは悪いと思って犯罪しているが、政治犯は善人面して悪いことをしているから性質が悪いといっています。

奇しくもこのセリフは、日岡を狙っていた記者・高坂(中村獅童)が日岡と大上を比較するときに捨て吐いたセリフと似ています。

結果的に、瀬島が日岡をスパイし、上林を泳がせたことで、日岡が上林へのスパイとして使っていたチンタが上林にばれて殺されてしまいます。

その報復として、ラスト瀬島は退職後の麻雀の帰りに、チンタの姉である近田真緒(西野七瀬)に殺されます。

この殺され方が、かなり北野武映画に近いなと思ってしまいましたね。

瀬島の立ち位置は、前作の大上と同ポジションで、もしかしたら瀬島も上層部の腐敗を握っている日岡を潰すのではなく、尾谷組などに親密な日岡に疑問を持って、スパイをしていた可能性があります。

そのため、もし前作で日岡が大上を完全にスパイできたとして、上に報告し、大上をやめさせることができたら、結局は大上に命を救われて、治安を守られていた関係者に日岡は消されてしまった可能性はありますね。

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孤狼の血LEVEL2のラストで、死闘を繰り広げ、瀕死となった日岡と上林の前に警察が駆け付けます。

連行される上林に対して、日岡が「おい」と呼び掛けて、嵯峨の腰から銃を抜き去って、上林を何発も撃って、射殺します。

これは上林が間違いなく死刑になるにも関わらず、私怨がまじって感情がたかぶって撃ったという説もあるでしょうし

瀬島を利用して、上林を放置して、多くの犠牲者を生んだ県警に対する当てつけとして、警視の嵯峨の拳銃をつかって撃ったという日岡なりのメッセージなのでしょう。

そもそも1作目のラストで、ラストに嵯峨を脅して、部下にならないかと嵯峨の提案を蹴って、県警の汚職警官を撲滅する目的も含めて、大上の跡をついだのです。

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上林を殺した日岡に対して、上層部は公にすることができず、しぶしぶとった処置が、日岡を駐在人として左遷させることでした。

ラストシーンは、駐在人となった日岡が、地元民からの通報を受けて、絶滅したはずのニホンオオカミを発見して終了します。

タイトルにある孤狼まさにそれなのですが、この狼にはいくつかの解釈に別れます

狼を暴対法でとりしまられたヤクザととるか、大上や日岡のように悪を利用して取り締まる警官ととるかです。

前者は凶悪な犯罪者たちがまだまだ日本に残っているから、日岡は大上から受け継いだ指名を引き続き遂行しなければならない。

後者はまだ必要悪として、日岡が現場に立ち続けなければならない

いずれにせよ、続編を示唆したり、続編を撮る意志があるからこそのシーンなのですがね。